台所仕事を彩る、大槌刺し子の花ふきん みやびふきん~変わり花十字~
生成りの生地に、草木染めの柔らかな風合いが美しい、大槌刺し子のみやびふきん。
箱膳や供え物台、ティーポットにかけるなど、最初は飾りふきんとして。
少しくたびれてきたら、お皿を拭くふきんとして、そして、最後は台拭きとしてお使いください。
このみやびふきんが、少しでも長く、皆さんの心豊かな生活に彩りを添えることができますように。
刺し子の花ふきんとは
ひと針、ひと針、刺し子をしたふきんのことを「花ふきん」といいます。
晒(さら)しにさまざなま美しい模様を刺すことで、布を丈夫に、長く大切に使えるようにしたものです。東北などの地域では、昔、女の子がいちばん初めに覚える針仕事が、花ふきんを作ることだったそうです。
また、花ふきんは、お母さんがお嫁に行く娘に持たせる花嫁道具の一つでもありました。
そんな刺し子の花ふきんは、贈答用としてもお使いいただいています。
花柄を模した華やかな文様「変わり花十字」
みやびふきんを彩るのは「変わり花十字」という名前の刺し子柄です。刺し子では、「十字」で花模様を表現します。規則的に花模様を刺すことで、華やかさとともに布を丈夫にする役目を果たしています。
揃った針目が美しい職人技
大槌刺し子の花ふきん「みやびふきん」は、仕立てから刺し子まで一つ一つ職人の手によって作られています。手仕事とは思えない針仕事の精緻さと美しさが目を惹くだけでなく、手間をかけ、人の手で作り出された独特の美しさと温かみが伝わってきます。
材料へのこだわり
華やかなふきんを彩る糸には、草木染めの糸を使用しています。丁寧な手作業で染められた草木染めの糸は、上品で心落ち着く色合い。ログウッドブルー、ベージュグレー、ラベンダーパープルの3色をご用意しています。
右からベージュグレー、ラベンダーパープル、ログウッドブルー
ふきんの晒しは、安全性に配慮したノンホルマリン工程で製造された晒しを使用しています。生成りの自然な色が特徴です。
作っているのは私たちです
大槌刺し子の商品は、岩手県大槌町に住む職人(刺し子さん)の手で、一つ一つ手仕事によって作られています。
大槌刺し子は、東日本大震災をきっかけにうまれたブランドです。
岩手県の海沿いの町、大槌町で東日本大震災をうまれた大槌刺し子。避難生活を送る女性たちに、針仕事を通じて、もう一度生きる喜びや希望を見つけてほしい。そんな想いから、5名のボランティアによって、「大槌復興刺し子プロジェクト」は始まりました。
震災を乗り越え、日本の伝統手芸「刺し子」が受け継いできた、ひと針の可能性を信じて、布地の上にひと針、ひと針ほどこすことで、手仕事のぬくもりを伝えています。

約30人の刺し子さんが活躍しています。
ふるさと納税もご活用ください
「刺し子ふきん みやびふきん~変わり花十字~」は、大槌町のふるさと納税返礼品としてもお取り扱いいただいています。詳しくは、「大槌刺し子 ふるさと納税」で検索ください。
<ふるさとチョイス:岩手県大槌町 みやびふきん~変わり花十字~>